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外国語学習ブログ

語学エッセイ『山本容子のシュールなフランス語講座』(2009年刊行)

図書館で借りた本。 『山本容子のシュールなフランス語講座』(2009年刊行) 銅版画家の山本容子さんの語学エッセイ。

前半は「30のシュールな言葉遊び」。女性誌『FRAU』連載のエッセイ+銅版画。 フランス語の名詞を男性名詞・女性名詞とういう観点で、なぜこの性別になったのか自由に考察する。山本容子さんの銅版画(カラー)つき。 後半は「上達の極意」。山本さんがフランス語を習い始めたきっかけ、フランス語の家庭教師を呼んで教えてもらったこと、自分なりに考えた語学学習のコツをつらつらと書く。「フランス語ミニ講座」で基本的フレーズを紹介。

あくまでエッセイであって、語学学習書ではありません。 勉強の役には立たないけど、語学に興味を持つきっかけにはなると思います。

フランス語の教え方は世界で統一されたメソッドがあり、まったく知識ゼロの外国人にも第1回目からフランス語のみで授業を始めるのが普通とか。 個人で家庭教師を頼んでフランス語のみで語学習得って、一般人には真似できない優雅なお話です。


山本容子のシュールなフランス語講座山本容子 (著) 出版社: 朝日新聞出版 (2009/4/21) 単行本15×15cmソフトカバー: 143ページ 発売日: 2009/4/21 商品パッケージの寸法: 14.8 x 14.8 x 1.8 cm 定価:1,600円(+税)

電子書籍版 [Kindle版] があります。

>言葉を覚える時、教科書でもよく図を見ながら覚えますが、その延長で、言葉を遊びつつ、絵にしています。ここから想像力を働かせて言葉を覚えていく練習帖が始まります。大人のための語学上達の極意。

>50歳近くになってフランス語を始め、挫折を繰り返しながらも、フランス親善大使に選ばれた折には、フランス語でスピーチをするまでに上達した著者。大人になってからの語学取得術とその楽しさ、忙しくても語学学習を長続きさせる秘訣についてのエッセイ。『FRAU』連載の美しい銅版画30点を収録。フランス語をテーマにビジュアルでも、その魅力を伝える。

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